キネシオロジー
キネシオロジーは、ギリシャ語の「キネシス=動き」と「ロゴス=学問」を組み合わせた言葉です。
キネシオロジーは、カイロプラクティックを土台にし、東洋医学、心理療法、栄養療法などの要素を取り入れながら体系化されました。
体の動きを観察することで、その人の心や体が、今どのような状態であるかを知り、不調の原因や、改善策を知るセラピーです。
“体”の歪みによって、“心”が歪むことがあります。
反対に、“心”が傷つくことによって、“体”の不調が起こることもあります。
本当の意味で人が健康になるために、心と体、両方からのアプローチが必要なのです。
一般的にキネシオロジーとして有名なのは、こちら。
- 教育キネシオロジー ブレインジム
- タッチフォーヘルス
- スリーインワン(ワンブレイン)
- アプライド・キネシオロジー
- アプライド・フィジオロジー
キネシオロジーは様々な世界で広がっていますが、ほとんどの国では、セラピストや医療従事者のための療法となっています。
しかし、キネシオロジーのテクニックの中には、一般家庭でも使える、健康に役立つ技術がたくさんあります。
そこで、家庭の健康法としてのキネシオロジーのテクニックをまとめたものが「1からはじめるキネシオロジー」の講座です。
この講座では、とくに、キネシオロジーの要である、筋肉反射テストを重点的に学びます。
筋肉反射テストとは、「ストレスによって筋肉が弱まる」「筋肉が、体にとって良いものを選び取る力がある」などの性質を利用し、筋肉の強さや動きをモニタリングすることで、下記のようなことを調べます。
・体が欲しがっている食べ物、欲しくない食べ物を知り、自分にあった食事法を知る
・体の不調を引き起こす精神的ストレスが何かを知る
・感情ストレスに振り回されない脳の使い方 …その他
世界各国で広がっているキネシオロジーですが、一般家庭向けにシンプルにまとめたものは少ないのが現状です。
この講座を先駆けとして、医療・代替療法の現場だけではなく、家族の健康を、自分達で守るためのキネシオロジーを世界に広げていくことが、私たちのビジョンです。
キネシオロジーは、対処療法ではなく、自分らしさを見つけるセラピーです
近年、鬱、統合失調症、摂食障害など、原因不明の精神疾患・精神障害は、傾向にあり、自殺者数も増える一方です。豊かなはずのこの時代で、私たちを苦しめているのは、一体何なのでしょうか?
そのひとつの原因は、私達が本来持っている自己治癒力や、直観、本能といった、体の叡智を忘れてしまったことにあります。
風邪を引いても、休息をとることでいつまにか治癒しているように、体は本来、自分で自分を癒す回復力を持っています。ここでいう回復とは、体の不調や改善だけではなく、精神的な疲れも同様です。ストレス社会の現代では、たとえ体を休ませていたとしても、「頭」や「思考」が休まることはなく、心も体も回復することができないのです。
病気、悩み、苦しみ…多くのストレスから抜け出すためには、「ストレス」だけに目を向け、考え続けることをやめなければいけません。
人は、本当に自分の個性を輝かせ、誰の目も気にすることなく、やりたいこと行っている場合は、ストレスを感じません。(赤ちゃんがそのいい例です)ほとんどの体の不調、ストレスは、自分が自分の気持ちに背いたり、自分を欺いた結果、起きていることなのです。
もし、あなたが今、「やりたいことが分からない」「何にもやりがいを感じない」人生を送っているとしたら、あなたは、何らかの理由で、自分自身を欺いてきたのです。
しかし、自分を偽る赤ちゃんはいません。私たちは、本来の自分自身を完全に知っている状態で生まれてきました。それを欺き、いつの間にか分からなくさせたのは、私達自身です。
喜ばしいことに、自分を偽っているのはたいてい顕在意識、「思考」のようなものです。
体や本能は、自分が本来進みたい道を知っています。
行きたくないところには足が向きません。それを無理に足を運んでいると、足は筋力を弱め、そこに行けないように仕向けます。
病気は、「サイン」なのです。体は、病気を通して、あなたに訴えかけてきています。
自分のこれまでの生き方を、かえりみる時が来ているのだ、と。
自分の体が、今現在どのような状態であるかを知れば、あなたがこれまでの人生をどのように生きてきたのかが分かります。
そして、何に向かえば、体が動かしやすくなるのかを見つけ、そこに向かっていくことで、体は本来の力を取り戻します。
どんな心と体の不調があろうと、私達が知るべきことは、これからの人生を、自分自身がどのように生きていきたいか、ということなのです。
私たちはこれを、人生の「目標設定」と呼んでいます。
キネシオロジーのセラピーは、まず、この目標設定から始めます。
自分の心と体の内側に意識を傾け、じっくりカウンセリングを行い、自分が本当はどのように生きたかったのかに気づくのです。
そして、目標が定まったなら、目標に向かうことをブロックしている様々な要因を解消するセッションを行います。
栄養的な問題で、体にエネルギーがないのが問題な人もいれば、過去の失敗によるトラウマなどが原因にな人もいます。
何が必要かは、自分自身の体が知っています。セラピストは、体を観察し、クライアントの体の代弁者になるだけです。
キネシオロジーセラピーは、病気や精神疾患がある方が受けるだけのものではありません。
自分らしく楽しい生活を送るための、心と体を見つめなおすオーダーメイドなセラピーです。
キネシオロジーは、多くのセラピストにとってのジレンマを解決してくれるテクニックです
キネシオロジーの基礎テクニックである「筋肉反射テスト」を身につけることで、多くのセラピストが抱える悩みのひとつを解決することができます。
それは、「クライアントの悩み、不調に、どの技術を用いるのが最も的確か」を、どのように見立てるか、という悩みです。
病院の診断であれば、病名によって、必要な薬が決まっていることでしょう。
しかし、未病のケースや、なんとなくの体の不調、精神的ストレスには、決まった処方箋がありません。
たとえば、同じ腰痛でも、腰痛を引き起こす原因は様々です。
栄養問題、体の歪みの問題、精神的ストレスの問題、生活環境の問題…考え出せばキリがありません。
「このすべての問題を解決しなければならないのか!それでは到底治るわけがない!」と、改善をあきらめているクライアントも少なくないでしょう。
しかし、本当の問題はその人が自分の治癒力を失っていることにあります。
筋肉反射テストを使うと、その人が自然治癒力を失ってしまった原因、つまり、「今現在、その人の体に最もストレスを与えている問題は何か」を知ることができます。(これは、ストレスに対して筋肉が弱くなるという性質を利用します)
そして、カウンセリングをし、その人の本来の道が何なのか、目標を見つけるお手伝いをします。
また、カウンセリングの中にも筋肉反射テストを取り入れます。
なぜなら、自分の気持ちを偽り続けてきた場合、すぐに自分の気持ちにフォーカスすることは困難です。「やりたいことをしては、お金にならないのではないか」「世間はどう思うだろう」「自分にはそんなことできるはずがない」…など、自分の正直な想い以外の、雑念、思考が働き出してしまうのです。
しかし、体は、自分の想いを偽ることはできません。どんなケースでも、体の声に耳を傾けることができれば、自分にとって本当に大切なものが見つかるのです。セラピストが判断を下す必要はありません。
クライアントの体からの命令に従う、体の代弁者であればいいのです。
